LIFE IS COMIN' BACK...

6/9 ひふみよ 小沢健二コンサートツアー 二零一零年 五月六月

NHKホール

気持ち的にはほぼ楽しみな気持ち100%。で開場入りしたのですが、ロビーで物販チェックしたりしてる間に撮影中のタケイグッドマン氏をみつけたり、アニが来るところがみえたり、ボーズ君とかせきが一緒だったりのところを目撃してるうちに今日のイベントの重大さに改めて気付き始める。


席に着いて、気を紛らわそうとフライヤーをめくってみるけれど、そのことによって自分の手がプルプルしてるのに気付く。



え、ええ〜私、緊張してんの?!



フライヤーを熟読してみても、違うことを考えようとしてもだめ。
そわそわして落ち着かない…
ゲロ出そう…逆に帰りたい…



とか思っていたけど、帰らなくて良かった(当たり前)。



1曲目、開場は真っ暗なまま流星ビバップで開演。
曲間に演奏が止まり、小沢くんが語る。
NYの大停電のときの話。
いろいろあった話の中で、視覚が遮断されると歌の歌詞とかがいつもよりもずっと響くって話(ざっくりとそんな感じの話)にとても納得して、その頃にはだいぶ闇に目が慣れてきていたので、そこからは目をぎゅっとつぶって聴いた。

そしたらほんとにほんとにぐっときて、ぐっときすぎてしょうがなかった。
暗闇に感謝…

暗闇の中2曲目は僕らが旅に出る理由。
目をつぶりながら、
もしかして今日、ずっとこのまま照明つかないのかも…
でも小沢くんがそういう演出でいきたいならそれでもいいかも…
とか思ってたら、サビのいいところでまぶたの向こうがパッと明るくなって。
ハッてなって目を開けたら小沢くんの姿が見えてました。

見逃しましたよ、完全に。小沢くんが姿を現した瞬間。
でも全然よかった。ほんとに。


そこからはあっという間。
今まで自分で、自分は小沢くんのこと好きだって自覚はかなりあったんだけど、それでもわたしってこんなに小沢君のこと好きだったんだ〜と思った。


ブギーバック、この日はスチャダラの代わりにお客がみんなでラップしたんだけど、それも良かった。
スチャダラのライブで小沢くんの代わりに歌ったことは何度もあったけど、逆はなかったから。
そして何より客席にいたスチャダラも恐らくほかのお客と同じようにラップしてたんじゃないかと。
そうやって一緒に(たぶんだけど)ラップできたし、一緒にお客として見れたっていうのはスチャダラがゲストで来るよりも逆に貴重で素敵な経験だったんじゃないかと思う。


そういえばわたしの席、売り切れ間近にギリ取れた感じだったので、絶対一番後ろだろうと思っていたらやっぱり、3階席の最後列。
行く前にふざけて
「これじゃ小沢くんが豆みたいで、小沢くんじゃない人が歌っててもわかんないよね…」
とか言ってたんだけど、実際小沢くんて豆粒みたいでもちゃんと小沢くんなんですね。全然わかる。



ほんとにほんとにあっという間の終演後、琴線のメーターがふりきれちゃったみたいでもう何もでてこない。
くだらないことしか口からでてこないよ!
大人になってからこんなインパクトを受けることがまだあるとは思わなかった。
とても穏やかで幸せな一夜だったんだけど、ものすごい衝撃の一夜でもあった。


帰り道はほんとにハッピーで、NHKホールから帰ってゆく全員に仲間意識を感じた。


みんな!気をつけて帰れよ!


そんで、今日出会った(見かけた)カッコイイ大人たちを輩出した桑沢。なんとなく激写。



帰りにケータイからツイッター(notつぶやき、私見るだけ)をチェックしようとしたのですが全然つながらない。
やっとこさログインしたとおもったらこんなの出た…

キョキョ、キョワ〜イ!!
これちゃんとプログラムされたやつですか?(はじめてみた)着信アリ的な現象じゃなくて?


わたしの琴線とともにツイッターもいっぱいいっぱいだったらしい6月の夜。